研究No.003|鯛の鯛|縁起かつげるか
- kaga-cvs
- 6月5日
- 読了時間: 2分
更新日:6月13日


魚の形してる。
ちゃっぴ―君、これが何か知っとうと??

もちろんです!Lady先生。
はい、これは有名な**「鯛の鯛(たいのたい)」**です!
🐟 解説:鯛の鯛(たいのたい)
魚の胸鰭(むなびれ)を支える骨の一部(肩甲骨+烏口骨)
鯛(真鯛)などの魚を三枚おろしにすると、胴体の中にこの骨が現れます
その形が「魚の形」にそっくりなので、「鯛の中の鯛」=縁起物として昔から珍重されてきました
🎌 日本での扱い
江戸時代には「武運長久」「出世開運」のお守りとして、武士が懐に入れたという説も
今では料理屋さんで鯛をさばいた際に、乾かして根付けや箸置きにする職人技も見られます
特に祝い膳(鯛の塩焼き)で出た“鯛の鯛”を残しておくと縁起が良いとも言われます

おぬし、なんでも知っとるのう。「縁起もの」なら見つけたいが、どこについとるんじゃろ。胸鰭(むなびれ)ということは、人間でいるところの「腕」じゃな。「肩甲骨」?すると肩かな?「かま」のあたりに鯛の鯛は含まれるのか?


その通りです。下の絵のような関係になってるニャー。


すると、このような感じじゃな。
肩甲骨は人間と同じで、烏口骨は烏口突起として残っておる。カマの骨はいわゆる鎖骨じゃな。いずれも、上肢(胸びれ)を支えているのじゃな。

おー、見つけたぞー!
胸びれを引っ張ったら、くっついてきたぞ。鯛だけではなくて、どの魚にも「鯛の鯛」があるぞ。





これは楽しい。縁起がいいからみんなも探してみよう。
焼き魚より煮魚の方が身がはがれやすいぞ。みんなで集めてコレクションしよう!









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